ミャンマーニュース

ミャンマー国民民主連盟（NLD）議長のアウンサンスーチー氏が、10月18日から2週間の予定でヨーロッパを訪問する。

（画像：Htoo Tay Zar：ウィキペディアより）

訪問するのはベルギー、ルクセンブルク、フランス、イギリス、イタリアの5か国。滞在中は各国でセレモニーが開催され、首脳陣との会談が行われる。

週末にはベルギーの首都ブリュッセルでEU外務大臣と会談、23年前にノーベル平和賞を受賞したストラスブールへも訪問する。

イギリスではサンドハースト王立陸軍士官学校での講演が予定されている。同時に、スーチー氏の希望により、北アイルランドの平和へのプロセスについて会談が行われる予定となっている。

また、フランスでは思想の自由のためのサハロフ賞が授与される。その他、イタリアでも講演が予定されている。

今回のヨーロッパ訪問は2010年の軟禁解放以来、3度目の訪問となる。スーチー氏は昨年6月に、ノルウェイ、イギリス、スイス、フランス、アイルランドに訪れた。今年9月にはポーランド、ハンガリー、チェコを訪問している。

EUでは、今後どのような形でミャンマーをサポートしていけるかを調査するため、11月半ばに会合を設ける予定としている。

訪問にはスーチー氏のアシスタント等数名が同行する。NLDスポークスマンによれば、ヨーロッパで暮らす二人の息子との面会は未定ということだ。

外部リンク

ELEVEN No.1　Newsmedia in Myanmar
http://elevenmyanmar.com/