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2013-09-30 11:00
その他
海外企業の流入に高騰するヤンゴンの不動産価格

マンハッタンより高額になったケースも
ヌーワイア・インベスターは、多くの国際企業がその経済成長に目をつけ、ビジネス展開を狙うヤンゴンでは、オフィス用不動産の賃貸価格が高騰していると報じた。彼らのビジネスを歓迎するミャンマーだが、その活動拠点として必要なオフィス向け不動産の供給は僅かだ。結果として、ヤンゴンにあるオフィスに不向きな住宅への多国籍企業の流入が相次いでいる。ブルームバーグのレポートは、この流れは止まらないだろうとの見方をしている。
ユニリーバ社を例に挙げれば、彼らはマンハッタンでオフィスを借りる場合以上の価格で、ヤンゴンのオフィスを確保しているという。
(Photo taken by Andre Lettau)
政府が新たな固定資産税を検討中
上記のレポートによれば、現在オフィスに利用可能な住宅の月あたりの賃貸価格は6500ドルだが、年末までに9500ドルになるだろうと推測されている。またブルームバーグ・ビジネスウィークとアイビータイムス・ドットコムによるレポートは、1平方フィートあたりの年間オフィス賃貸価格は100ドル以上で、これはマンハッタン・ダウンタウン地区の70ドルをはるかに上回ると示唆している。この状況は外国の土地開発企業を惹きつけてはいる。だがその多くはミャンマーにおける不動産に関する所有権が未整備であるためにその進出をためらっていると見られている。
アイビータイムス・ドットコムは、オフィス用賃貸価格を安定させ、さらに財源の増加をにらんで、ミャンマー政府は土地投機の抑止のため新たな固定資産税を検討中だとしている。
外部リンク
Myanmar Real Estate Prices Explode
http://www.nuwireinvestor.com/articles/
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