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2013-09-18 16:00

その他

日産・ミャンマーで小型乗用車とトラックの生産を開始

日産
マレーシアの提携企業と 早ければ年内から実現
日産自動車株式会社がミャンマーで小型乗用車とトラックなどの生産を開始する。マレーシアのタンチョン・モーターと提携し、早ければ年内から生産をスタートする。

(画像:日産自動車株式会社ウェブサイトより)

日産は、マレーシアの提携企業であるタンチョン・モーターと組み、ミャンマーでの自動車生産を開始する。16日、日本は祝日であったため日産からの緊急報告はなかったが、ドイチェ・ヴェレなど海外メディアが日経新聞の記事を元に報じた。

生産台数は年間数千台になる予定。東南アジアなどの日産工場から部品をミャンマーへ輸入し、タンチョン・モーター系の企業の工場で組み立て、現地で完成させる。

日産は、7月にタンチョン・モーターと契約し、ミャンマーでの新車販売を開始し、ヤンゴンにショールームとサービス拠点を開設していた。

中長期的な成長市場、各国大手企業が現地生産を検討
2011年の民主化以降、急速に自動車の需要が増えているミャンマーでは、外国自動車会社のショールームなどの進出が始まっており、その中でも日本車の人気は特に高い。

2012年の調べでは、人口6,300万人に対し国内の自動車保有数は236万台、今後の需要もさらに増加すると思われる。日産は、今回の現地生産開始を中長期的な成長市場であるミャンマー市場開拓の基盤とする意向だ。

日産の他、日本、アメリカ、ヨーロッパの大手自動車メーカーでも、今後ミャンマーでの現地生産拠点の設立が検討されているということだ。


外部リンク

日産自動車株式会社
http://www.nissan-global.com/
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