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2013-09-01 23:00
その他
タイのサイアム・セメントがミャンマーに工場を設立

初めてミャンマーに進出
タイの素材大手サイアム・セメントが、ミャンマーにセメント工場を建設する。同社のミャンマー進出は初めて。工場の生産能力は年間180万トンで、2016年の半ばには稼動を開始する予定という。工場の建設にあわせて、出力40メガワットの発電所や港湾施設なども、将来の拡大を見すえて建設する。投資額は約124億バーツ(約3,800億円)。
工場が建設されるのはマレー半島の西側の付け根に位置するモーラミャイン。タイとの国境から150キロにあり、セメントの原料となる石灰岩を産出することで知られている。また、ヤンゴンへの河川によるアクセスに優れている。
伸びるセメントの需要
同社のCEOであるカーン・トラクーンフン氏は、「このプロジェクトは、ミャンマーとASEAN諸国のセメント系建材産業の成長を後押しする主要な投資であり(中略)ASEANにおける持続可能なビジネスリーダーとしての位置づけを獲得するための戦略に沿ったものだ」と述べている。2012年のミャンマー国内におけるセメントの需要量はおよそ400万トンで、今後5年間にわたって、年10%以上増加すると予測されている。サイアム・セメントはこれまで、ミャンマーにセメントを輸出してきており、2012年には約170万トンを輸出した。
外部リンク
サイアム・セメント社(英語)
http://www.scg.co.th/
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