ミャンマーニュース

株式会社情報基盤開発（東京都文京区）は、8月より紙アンケート自動入力システム 「アルトペーパー」のミャンマー語対応を始めた。


アルトペーパーは、紙の調査票やアンケートをスキャンし自動集計するソフト。大幅なコスト削減と作業時間の短縮を実現する。

紙データ2,000枚の集計、整理にかかる時間がおよそ80時間であるのに対し、アルトペーパーを利用すると約2時間にまで短縮が可能だ。

今回、このシステムにミャンマー語翻訳代行作業が加わり、対応が可能になった。料金は初期費用が10万円からで、アンケート用紙1枚集計につき50円が加算される。アンケートに記載されたミャンマー語の翻訳は別料金となる。

アルトペーパーは、東京大学発のソフトウエア開発ベンチャー企業である株式会社情報基盤開発が、ネット経由で提供している独自のソフト。すでに英語と中国語にも対応している。

アンケートの原稿作成から入力・集計まで一括代行サービスの他、利用客が調査票のレイアウトなどを行うセルフサービスなど、さまざまなサービスとサポートが用意されている。

同社では、今後ミャンマー進出を検討する企業の現地マーケティング需要が増加すると判断し、ミャンマー語サービスの提供に踏み切った。

サービスのターゲットは現地マーケティングや顧客および従業員満足度調査などを行う企業。初年度は50社、1億円の実績を目指すという。

外部リンク

株式会社情報基盤開発
http://www.altpaper.net/news/myanmar.html