ミャンマーニュース

ヒンドゥ・ビジネス・ラインによると、インド輸出入銀行は来月、ヤンゴンに支店を開設する。ミャンマーとの貿易拡大を加速させようというインド側の取り組みの成果。
同行は現在までに、シンガポール、ワシントンDC、ロンドン、ドバイ、アジスアベバ、ヨハネスブルクとセネガルに支店を有しており、ヤンゴン支店は海外支店としては8番目となる。

同行はすでに、ミャンマーにおいてタタ自動車の工場建設のプロジェクトや、ミャンマー外国貿易銀行に対する、鉄道整備のための資金提供など、さまざまな開発プロジェクトに貢献してきている。

「ミャンマーはたくさんのビジネスチャンスをインドにもたらしている。すでにさまざまなプロジェクトが同国において展開されており、多様な分野の可能性を活用している。」と同行のデビッド・ラスキンハ氏は述べている。

中国の影響が増すミャンマーに対する、一定の影響力を保持したいインドの思惑も見え隠れしている。

とりわけ金融の分野に関しては、インドステイト銀行やUBI銀行はミャンマーの金融システム構築に対する支援に関心を示しており、UBI銀行はすでに支店を開設している。今回のインド輸出入銀行の支店開設もインドの戦略の一環といえそうだ。

外部リンク

インド輸出入銀行
http://www.eximbankindia.com/srch.asp