- TOP
- >
- ミャンマーの貴重な仏像が2015年、ニューヨークにお目見え
2013-09-08 06:00
その他
ミャンマーの貴重な仏像が2015年、ニューヨークにお目見え

開催に向けて展示品の設定へ
ニューヨークのAsia Society Museumが、2015年に向けてミャンマー展の準備がはじまっていることをNew York Timesが明らかにした。現在、ミャンマーからの貴重な古代美術品などを輸送できるよう調整を行っている。8月には博物館の職員チームがミャンマーを訪れ、借受品の選定にあたった。(画像;wikiコモンズより バガンの風景)
この中でも特に注目されているのが、1500年以上前に作られたとみられる小さな仏像だ。蓮の葉の上にのせられた銅製の仏像は、40年以上前の地震の時に、バガンで発見された。発見時は石の小箱に入っていたという。
バガンの博物館は、かろうじて電気が通っている程度の、さびれた状態であるにもかかわらず、このような貴重な仏像を保有している。
大統領もバックアップ、ミャンマーの貴重な歴史に触れる機会に
テイン・セイン大統領は、これらの埋もれていた古代の貴重な品々が、多くの人々の目に触れ、ミャンマーのいにしえの姿が明らかになることに積極的で、昨年の訪米の際に古代美術品を貸し出すことを了承していた。古代都市があったとされるバガン以外でも、ミャンマーには仏像をはじめとする遺跡や古美術が多い。しかしながら、イギリスとの間に勃発した英緬戦争(えいめんせんそう)のさなかにイギリスなどに持ち去られたものも多い。
現在、Asia Society Museumのスタッフは、ミャンマーの博物館の現地スタッフとコミュニケーション方法についても研修を受けている。今後展示品の運送方法についてなど、アメリカでの開催に向けての準備が進められる。
外部リンク
Opening a Door to the Burmese Past, and the Present, Too
http://www.nytimes.com/2013/09/02/world/
Asia Society Museum
http://asiasociety.org/arts/asia-society-museum
関連する記事
-
2025-05-18 16:30
-
2025-05-14 20:00
-
2025-05-11 08:00
-
2025-05-09 12:30
-
2025-05-04 09:00