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2013-08-13 16:00

その他

ホームステイは禁止 ミャンマーの文化の尊重を

ホームステイ
ホテル不足で需要が高いホームステイ
ミャンマーには多くの外資系ホテルが進出しはじめているが、首都ヤンゴンをみても、現在の総客室数は約8000。

(画像 ; Minister for Hotels and Tourism サイトより)このうち、インターナショナルスタンダードと言えるものは、わずか2000室未満とされている。このため、外国からの観光旅行や商用旅行が急増している昨今では、常に客室不足の状態となっている。

ミャンマーでは、これまで、ホームステイが習慣的に行われてきた。トレッキングツアーに参加する外国人らが利用してきたシステムだ。

外国人がホームステイ先の文化に従わないことは好ましくない
先日行われた、観光関連の会議で、ホテル・観光省(Minister for Hotels and Tourism)のU Htay Aung氏が、このホームステイを基本的には禁止する意向を明らかにしたことをMyanmar Timesが報じた。

その理由は、外国人がミャンマー人の文化や習慣に従わないこととしている。ミャンマーでは伝統的に、東を向いて眠る、一つのボールとスプーンで家族がスープを飲むといった、独自の習慣がある。外国人がこれらの習慣を尊重しないことは、ミャンマーの人たちにとって好ましくないとした。

地方で、そのエリアにホテルがない場合は、やむを得ないとしている。現在、ヤンゴンやネピドーなどの都市部、インレー湖近辺などの観光地では、ホテルの建設計画が相次いでおり、将来的にはホームステイを行わなくとも需要が満たされることが望まれている。


外部リンク

No vacancy for tourists in Myanmar homes
http://www.mmtimes.com/index.php/

Minister for Hotels and Tourism
http://www.myanmartourism.org/
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