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2013-08-20 21:00
その他
ヤンゴンのツアーマーケット、タイと中国が主流

ジョーンズ・ラング・ラサールのホテル・ツーリズム部門が調査
ホテルの運営やリサーチを行うジョーンズ・ラング・ラサールが、昨今のヤンゴンのツアーマーケットについて調査をまとめた。レポートは、ヤンゴンへの来訪者は主にタイと中国からのツーリストが最も多く、ツアーマーケットのメインはこの2国であるとまとめている。
長い歴史を持つタイ・中国との交流、民主化以降も激変見られず
2003年から2012年にかけて、国外からヤンゴンへのツーリストは大幅に増加している。2012年のデータを見ると日本はタイ、中国に続く第3位となっている。急激な訪ミャンマー人口の増加率は日本が最も高く、4位以下はアメリカ、韓国と続く。これに対し、中国とタイは2011年以前にもミャンマーへの訪問が頻繁であり、民主化が進められるようになった2012年に急増するという現象は現れていない。特に中国に関しては1万人ほどしか増加していないということがわかった。
これは中国とミャンマーが以前から協力な経済的つながりを持っていたことを示している。タイに関しても若干の伸びは見られるが、元々の経済的協力関係があるため、急激な変化は見られない。
レポートでは、
中国は、新しいビジネスを立ち上げるためにミャンマーに滞在する必要性が少ない。(ジョーンズ・ラング・ラサールのリポートより)
とまとめている。
昨年、ヤンゴン国際空港へのアジアからの年間訪問者は16万5,000人だった。しかし、今年1月から7月の統計ではすでに23万5,000人という記録が出ている。今後の新規国際空港設立によってこの数字がさらに伸びていくのは確実だろう。
外部リンク
ジョーンズ・ラング・ラサール
https://www.joneslanglasalle.com/
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