ミャンマーニュース

福井県に本社を置く江守商事株式会社は、このたびミャンマーに孫会社を設立する。同社は染料・化学品、電子デバイスや合成樹脂などの工業素材や、情報機器、ソフトウエアの開発など、幅広い商材を取り扱う総合商社。国内では東京や大阪、名古屋などに拠点を置くほか、海外では中国や香港、インド、タイ、インドネシア、フィリピン、さらにアメリカやヨーロッパなどに拠点がある。
今回設立する孫会社では、ミャンマーにおける輸出入貿易を手掛ける。資本金は1,000万円の予定で、同社のシンガポール子会社と中国子会社がそれぞれ出資する。ミャンマーからの輸出では米や海産物などの食品、輸入では化学品を取り扱う。商品在庫を持たずに輸出入を管理するコミッション取引を主体とする。平成26年の1月に設立の予定。

同社は設立の理由として、麻生副総理や安倍首相のミャンマー訪問により、日本の経済協力をさらに推進していく姿勢を打ち出していることを挙げる。また、「日本企業としての信用力」「中国人の人脈と機動力」「ASEANシンガポールにおける金融ハブ」という3つの強みをバランスよくいかすことで、日本と中国、インド、さらにASEAN諸国との輸出入貿易を推進していくという。

外部リンク

江守商事株式会社
http://www.emori.co.jp/