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2013-08-07 18:00
その他
経済改革の新たなステップ 銀行間外貨取引開始

8月より銀行間外貨取引が開始される
ミャンマーでは、2012年4月より変動通貨制を導入している。8月5日より、銀行間外貨取引が開始された。(画像はイメージです。)
現行の法律の下では、国外の銀行はミャンマー国内での運営は認められていない。このため、銀行間外貨取引がはじまったとはいえ、その規模はかなり小さいものである。
ミャンマー中央銀行は、この改正を、変動通貨の導入に続く、経済改革の一つであると位置づけている。
銀行間外貨取引の導入により、取引の公平性、透明性を実現できると期待されている。
国内最大の民間銀行である、KBZ銀行の副頭取のThan Lwin氏は、
金融業界はこの変化を歓迎している。今後急激に増えてくる外貨両替の市場に備えての大きな一歩だ。(ELEVENより)
とコメントしている。経済改革として、IMFの監視の下に、変動通貨を導入して1年あまり。現在は、中央銀行から、民間銀行へと外貨が販売されている状況である。中央銀行は、ベンチマークとして対米ドルレートを毎日更新している。
8月2日にIMFが発表した、経済報告では、昨年は、チャットの価値が最大40%過大評価されていたが、変動通貨の導入から約1年が経った5月に、13.5%加工したことで、長期的な外貨相場への準備が整ったと判断している。
外部リンク
IMF Executive Board Concludes 2013 Article IV Consultation with Myanmar
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/
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