ミャンマーニュース

タンチョン・モーター(Tan Chong Motor Holdings Berhad）は、ミャンマー国内の法人Edaran Tan Chong Motor (MM) Pte Ltd（ETCM，MM） を完全子会社に抱えている。同社が、日産自動車株式会社（日産）の車両の独占販売代理店としての契約を結んだことを発表した。

タンチョン・モーターは、マレーシア、ベトナム、カンボジア、ラオスなど主にASEAN諸国での日産の販売権も所有している。同社は、今年6月、ベトナムのダナンに、年間6500万台の組み立て能力を持つ、初の国際的な組立工場の稼働を開始した。

ETCM(MM)の発表によると、この代理店契約は5年間。最終年に契約終了の意思表示がない場合は自動的に1年が延長される。日産がミャンマー市場に進出するにあたって、3年計画で250万ドルの内部資本金を準備しているとされる。

今回の合意により、日産とタンチョン・モーターの協力関係が、より深まった。実際の販売は、2013年の第三四半期に開始するとみられており、年間300台を目標にしている。収益は、年末から見込まれており、タンチョン・モーターにとっては、長期的な収益につながると期待されている。

外部リンク

Tan Chong Motor Holdings Berhad
http://www.tanchong.com.my/index.html

日産自動車株式会社
http://www.nissan-global.com/JP/