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2013-08-09 15:00

その他

少年兵士の廃止へ 新たに68人が除籍 UNICEFが成果を称える

少年兵士
7月に続き今月も68人が除籍に
国連は、8月7日付でミャンマーが68人の少年兵士を軍から除籍したことを発表した。これは、国連とミャンマー軍、Tatmadawの合意に基づいて行われた措置である。

国連のミャンマー国連常駐調整官、Ashok Nigam氏は
「これまでも、軍隊は子どもの成長の場として不適切であると再三述べてきた。我々は、子どもたちが軍から解放されたことを非常に嬉しく思う。(UNICEF プレスリリースより)」
とコメントした。

2ヶ月連続での成果にUNICEFも成果を称える
ミャンマーでは、昨年より数次にわたって少年兵士の除籍措置を行っている。昨年9月には2人、今年2月には24人、そして7月に42人が除籍された。今回の除籍で、110名の子どもたちが軍を後にしたことになる。

ミャンマー政府は、今後少年兵士を入隊させないというアクションプランを掲げており、一連の除籍措置は、このプランに基づいたものである。

UNICEF ミャンマーの、Shalini Bahuguna氏は、この成果を称え、今後も、少年兵士の完全な廃止を目指し、積極的に取り組んで欲しいとの意向を表明し、また国連やUNICEFが引き続き協力支援を行うことを強調した。


外部リンク

Sixty-eight more children and young people released by Myanmar armed forces
http://www.unicef.org/media/media_70106.html

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