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2013-07-24 08:00
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世界遺産指定に秒読み? バガン

仏教関連の建築物が集中 バガンが世界遺産登録なるか
ミャンマー考古学局が、Elevenに発表したところに寄ると、マンダレーのバガンが、ユネスコの世界遺産登録が現実的になってきた。(画像;Wikiコモンズより)
ユネスコの世界遺産への登録は、文化財産や遺跡に興味を持つ多くの観光客を惹きつけるようになると国内外から期待されている。
バガンは、ミャンマー中部のエーヤワディ川(旧称イラワジ川)の近くにある、霧の多い平野に位置する。42平方キロメートル、15の村に渡るエリア。この土地には、2200を超える寺院や、パガン王国の仏塔などがある。多くが9世紀から13世紀にかけて建立されたものだ。その壮大な景観は、現在でも人気の観光スポットの一つである。
1975年の大地震など、多くの災害にも見舞われ、地盤が弱くなっていることも指摘されており、この文化的遺産を守る重要性が指摘されている。
インフラ整備と平行して歴史的建築物を守る使命
ミャンマーは1994年以来、世界遺産条約に加盟しているが、現時点ではまだ国内の世界遺産登録はない。1996年に一旦、ノミネートされていたが登録には至らず、2012年8月に初めてバガンの視察が行われた際に、再度の世界遺産認定への取り組みが勧告された。前回の申請時では、遺産の修復が元々のものと異なってしまったり、近代化に伴う土地の利用を優先したことが、「認定先送り」となった背景にある。ミャンマー民主化と、外資参入に活気づいているが、同時に太古からの財産を守るという重要な使命を負っている。
外部リンク
Myanmar nominates historic sites for UNESCO world heritage
http://elevenmyanmar.com/tourism/
Director-General Visits the Buddhist Monuments of Bagan
<a href=" http://whc.unesco.org/en/news/924" target="_blank">http://whc.unesco.org/en/news/924</a>
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