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2013-07-09 18:00

その他

新たな天然ガス資源を確認

天然ガス
新たな天然ガスの埋蔵が確認
タイのエネルギー会社、 PTT Exploration and Production Plc(以下、PTTEP) が、ミャンマー沖合の採ガス井で、新たに天然ガスの採取が確認されたことを公式に発表した。

アウン・ティンカの採ガス井の採掘では、2月と3月にドリル試験が行われた。その結果、コンデンセートが1日あたりそれぞれ、438万立方フィート・20バレル、500万立方フィート・30バレル、1434万立方・2000バレルの生産が見込めることが明らかになった。

アウン・ティンカの採掘は、Myanma Oil and Gas Enterprise (MOGE)とPTTEPの共同事業。2011年に、初の採掘が行われ、1日あたり2514万立方フィートの生産が確認されていた。

MOGEは、新たに発見された天然ガスは、主に国内消費用であるとしている。

豊富な天然資源を抱えるミャンマー
ミャンマーは豊富な天然資源の埋没がある。沖合の3カ所の大規模な油井・採ガス井の他に、陸上に19の油井・採ガス井が存在する。これらをあわせると、約90兆立方フィート(TCF = Trillion Cubic Feet)の推定埋蔵量のうち、18兆立方フィート(TCF)が可採埋蔵量とされている。

さらに、国内では3.2億バレルの原油の埋蔵があるとされている。

ミャンマーでは、タイを筆頭に、オーストラリア、英国、カナダ、中国、インドネシア、インド、韓国、マレーシア、ロシア、シンガポール、ベトナムなどが、石油や天然ガスの探査、生産に取り組んでいる。

エネルギー産業に力を入れているミャンマーでは、石油とガス部門への外国投資は、国の対外投資の34.14パーセントを占めており、2013年2月末現在に143.72億米ドルに達していた。


外部リンク

PTTEP Succeeded in Drilling the 4th Well at M9 in Myanmar
http://www.pttep.com/en/newsDetail.aspx?ContentID=15

Myanma Oil and Gas Enterprise
http://www.energy.gov.mm/

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