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2013-07-14 14:00
その他
ミャンマーのおしろい【タナカ】、輸出強化へ

古くから使われるオーガニック製品の普及をめざす
ミャンマーの化粧品メーカー、フィリップ・アームストロング(Philip Armstrong)は、アジア諸国や欧米へ向けてのおしろいの製造、輸出を本格化すると発表した。ミャンマーでは、日焼け止めとして頬と鼻筋に白いクリームやパウダーを塗った姿がよく見かけられる。これは観葉植物として知られるミカン科ゲッキツ属のタナカ(Thanakar)という植物から作られた化粧品だ。ミャンマーでは古くから仏教儀式にも使われている。
同社オーガニックブランドの「タウン・ギーマウク・マイ」はタナカの樹木の皮を原料とした日焼け止めやスキンケアで、30年以上前からマンダレーの小さな工場で製造されている。
現在は8割を国内とタイ市場へ、2割ほどはシンガポール、マレーシア、韓国、中国に向けて製造しているが、アジア諸国での販売が好調だったことから、今後は欧米も含めた国外市場への輸出を強化するということだ。
国外市場に向けて品質アップ、ラインナップも増やす計画
タナカの製品ラインナップは、日焼け止めローション、フェイスクリーム、ペースト、パウダーの4つ。国外進出を機に品質を高め、種類を増やしていく意向だ。パッケージデザインの改善も検討されている。当面は外国在住のミャンマー人をターゲットに売り込む計画だが、タナカの国際的な普及を目指しているという。
外部リンク
Philip Armstrong
http://www.philipandarmstrong.com/
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