• TOP
  • >
  • 海外からの投資順調 6月までで420億
2013-07-13 15:00

その他

海外からの投資順調 6月までで420億

投資
半年で420億ドルと順調
諸外国からミャンマーへの投資が順調に伸びている。6月末で、32ヶ国から420億ドル。6月だけ見ても、4億3200万となっており、このうちの8割程度がタイからとなっている。

(画像はイメージです。)

この他では、シンガポール2360万ドル、中国960万ドル、インド410万ドル、イギリス1580万ドルなどとなっている。新たに市場に参入した企業は14社に上る。

ミャンマー投資企業管理局(Myanmar Directorate of Investment and Companies Administration (Dica))によると、6月の投資では、製造生産業とホテル産業に集中していた。従来の、石油やガス、工業、電力などから、投資エリアが変化してきたことは、民主化のもとに、投資家たちの展望がより広範囲になってきたことを示唆している。

国内生産・消費型の生産業と観光業で伸び
過去最大の投資国であった中国は、ミャンマーの資源を中国に持ち込み、中国で消費するというケースが大半を占めていた。しかし、最近では外資系企業は、国内での生産・消費のスタイルをとっている。コカ・コーラや、ユニリーバなどの大企業も、国内での生産、国内での消費を行うべくすでに運営を開始している。

また、観光セクターの伸びから、国内のホテル不足が浮上しており、これを補うために、外資系ホテルが相次いでオープンしてきている。ホテルはこれまで、様々なオフィスがテナントで入っており、観光客などが滞在するよりも、テナントがホテルの一般的サービスを利用するという形式となっていたが、観光客の増加を背景に一般客が滞在するホテル本来の姿に立ち戻りつつある。このため、オフィスリースの契約を更新しないホテルも多いという。

6月末にはノルウェーのTelenorとカタールのOoredooの2社が通信業のライセンスを獲得。Ooredooでは150億ドルの投資を予定しているという。

これまで急成長を見せていた、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアなどの隣国では、経済政党が横ばいになっている中で、ミャンマーの発展は現在も多くの投資家から注目されている。


外部リンク

Myanmar Directorate of Investment and Companies Administration (Dica)
http://www.dica.gov.mm/dica.htm
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook