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2013-07-01 17:00

その他

ネピドー総合病院看護師2名が三重大学学長を表敬訪問

三重大学
2名とも手術室勤務
2013年6月26日-ミャンマー首都ネピドーのネピドー総合病院に勤務する看護師2名が来日。三重大学の内田 淳正学長を表敬訪問した。

日本の医療について研修
来日したのはタンダ・ソウさんとイーカイ・ウィン・ジョーさん。ネピドー総合病院では手術室勤務。日本の医療についての研修を受講する。

同大学では、医学系研究科笠井裕一教授がミャンマーへの医療支援を行っている。その中でミャンマーとの縁が深まり実現した訪問だ。

学長には手土産としてミャンマーの風景画の額が手渡され、記念写真が同学ホームページに掲載されている。

首都が移って以来ネピドー中心に
外務省ホームページによると、ミャンマーでは冠動脈を風船で広げたり管を入れるなどの急性心筋梗塞重症例の処置ができない。心臓疾患者は来訪を控えるよう呼びかけられている。

また、首都がヤンゴンからネピドーに移って以来、優秀な医師がヤンゴンとネピドーを何度も往復。ヤンゴンの患者に目が行き届かなくなっている現状があるようだ。

病院の整備予算が首都現在はネピドー中心になり、ヤンゴンの病院は設備投資がままならない。現地で集中治療室を必要とする急病になった場合は、タイの首都バンコクに搬送されることになるので、想定した海外保険加入が必要だ。

優秀な人材が来日、勉強した内容を現地に持ち帰ることでミャンマーの医学が発展するよう願う。

三重大学について
1949年創立。三重県津市にキャンパスを持つ。人文学部、教育学部医学部、工学部、生物資源学部、地域イノベーション学研究科がある。地域イノベーション学研究科は2009年からの新設学科。「三重の力を世界へ」を掲げ、人材育成に取り組んでいる。

外部リンク

ミャンマーの看護師2名が学長を表敬訪問しました
http://www.mie-u.ac.jp/topics/

三重大学
http://www.mie-u.ac.jp/
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