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2013-06-24 13:00

その他

ミャンマー政府、タイへの白象の貸出しを棄却

白象
移動手段の問題から、貸出しを断念
ミャンマー政府は、タイから要請のあった白象の貸出しを見合わせることに決定した。

(画像はWikimedia Commons より タイトル『Vessantara Jataka Chapter2 : Kallinga Brahmins are Given the White Elephant』)

この申し出は6月13日、バリで行われた東アジア中南米協力フォーラムにて公にされたもので、両国の外交開始65周年のセレモニーに向けて、タイがミャンマーに白象の貸出しを願い出ていた。

しかし、審議の結果実現できないことが19日、明らかにされた。ミャンマー政府は、

象を乗せるための特別航空機の準備と人員の確保を実現させようとしたが、ネピドーからタイのチェンマイまでの移動は非常に困難ということがわかった。(ELEVENより)


と理由を述べている。

政府は白象の貸出し両国のより良い関係を築くことを認識しているが、今回の決定を下した。

幸せのシンボル、ミャンマーでは動物園で一般公開だがタイでは国王に仕えるもの
ミャンマーとタイでは、白象は古くから力と繁栄、幸福のシンボルとされている。現在、ミャンマーにはヤンゴン動物園に5頭、ネピドー動物園に3頭の白象がいる。

一方タイには10頭の白象がいるが、ミャンマーの白象とは種類が違い、少し紫がかった肌をしているということだ。また、タイでは白象は国王に仕えるもので、動物園で一般に公開されることはない。


外部リンク

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http://www.bangkokpost.com/
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