- TOP
- >
- 日本政府とミャンマー政府が陸上輸送分野での協力に合意
2013-06-23 12:00
その他
日本政府とミャンマー政府が陸上輸送分野での協力に合意

両国の協力覚書の調印を実施
このたび、日本政府とミャンマー政府は、鉄道やバスなど、陸上輸送の分野において、連携を緊密化し、協力体制を構築することで合意した。輸送能力の向上や改良に関する政策・技術、鉄道輸送にかかるインフラ開発および管理、運営面において、日本が支援するという内容。太田国土交通大臣とゼーヤー・アウン鉄道運輸大臣が、協力覚書の調印を行った。あらゆるレベルでの協力を促進
具体的には、両国間での情報・意見の交換を始め、人材の育成・交流、さらには共同セミナーの開催など、多様な場での協力と関係の構築を実現する。また、並行して次官級会合も定期的に開催する他、政府機関だけでなく、研究機関や民間部門で相互の協力を促進することとしている。覚書の期間は5年。両国の合意により延長も可能だ。日本政府では、鉄道分野の専門家をミャンマーに派遣し、保線に関する研修などを実施する。また、バス分野については、事務レベルでの意見交換を行う予定としている。
生活レベルの向上と企業進出を後押し
ミャンマーでは経済制裁の影響などから、陸上輸送のインフラ整備が遅れているが、急速な経済成長に合わせた近代化を進めていく必要があり、今回の覚書の調印は、こうしたニーズに沿ったものと言える。同国の生活レベルの向上に資するばかりでなく、日本企業のミャンマー進出も後押しすることが見込まれる。外部リンク
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/
関連する記事
-
2025-05-18 16:30
-
2025-05-14 20:00
-
2025-05-11 08:00
-
2025-05-09 12:30
-
2025-05-04 09:00