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2013-06-18 12:30

その他

フィリップス、ヤンゴンの歴史的建造物のライティングプロジェクトに着手

Philips
20世紀初頭の建造物を LED でライトアップ 街並みの保存へ
アムステルダムに拠点を置く家電・ヘルスケア製品メーカーフィリップスが、LEDを利用してヤンゴンの歴史的建造物をライトアップする。6月5日、世界経済フォーラムにて明らかになった。


100年前、ヤンゴンは世界から多くの人々が訪れるトレーディングの街として栄えていた。その頃に建てられた数多くの建造物が200件ほど残っており、今でもアジア随一と言われる20世紀初頭の街並みを見ることができる。しかし、中には地域開発者によって取り壊され、商業施設や住居に立替えられたものも多い。

そこへフィリップスLED を用いた歴史的建造物の保護とプロモーションのプロジェクトを申し出た。ヤンゴン都市開発委員会(Yangon Heritage Trust = YHT)はこれを受け、双方合意のもとプロジェクト着手することを決定した。

長く続いているパートナーシップ、今後も持続可能な事業展開を
フィリップスは75,000USドルの投資を予定しており、YHT との共同作業で国家的プロモーションの一環としてこの事業を進める意向だ。

ヤンゴンは大きな変化の真っただ中にいる。美しい歴史的街並みを保護することはミャンマーにとって重要である。私たちは近代的な都市に生まれ変わらなければならないが、歴史を重んじることはお金には換えられない。(Philips ウェブサイトより)


YHT の代表者はそう語っている。

フィリップスとミャンマーには長い歴史があり、政府やNGO、工場のリーダーたちとのパートナーシップはすでに確立されている。

フィリップス・アセアン代表は、

今までもミャンマー国民の健康や雇用など、生活レベルの向上に関わってきた。今後も持続可能なビジネス展開で、ミャンマーに貢献していきたい。(Philips ウェブサイトより)


と述べている。

外部リンク

Yangon Heritage Trust
http://yangonheritagetrust.org/

Philips
http://www.newscenter.philips.com/
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