ミャンマーニュース

6月19日、国民民主連盟（NLD）議長のアウン・サン・スー・チー氏が68歳の誕生日を迎えた。ヤンゴンではセレモニーが行われ、スー・チー氏の次期首相を望む声があがった。



誕生日を祝う人々の前で、彼女は国内外の支持者に感謝の意を表した。



NLD副議長のティン・オー氏や過去のミャンマー軍チーフは、スー・チー氏が大統領のポジションにつくべきだとスピーチし、支持者からは拍手が起こったという。

アウン・サン・スー・チー氏自身も、6月6日ネピドーで行われた世界経済フォーラムにて、大統領になりたいという野心をジャーナリストの前で公にしている。

しかし、2015年の次期大統領選挙に当選するには、軍隊に支配された憲法の改正、少数民族や宗教間抗争の解決などさまざまな問題をクリアしなければならず、実現は難しいのではないかという見方が強い。

現大統領のテイン・セイン氏の経済的改革の功績を評価し、支持する人々も多い。健康が懸念されるテイン・セイン氏が2度目の当選を望むなら、そのハードルはさらに高くなると見られている。

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