2022-03-29 14:00

お知らせ/イベント

シャンティが「ミャンマー避難民の支援ニーズ調査」を実施

ミャンマー避難民の支援ニーズ調査
笹川平和財団から委託を受けて調査を実施、内容を公開
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、「タイ国ターク県及び隣接する周辺県の一部地域におけるミャンマー避難民の支援ニーズ調査」に関する報告書を公開したと、3月23日に発表している。

2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターを起こしたことや、新型コロナウイルスの感染拡大が重なり、同国は人道危機に直面しており、武力衝突などで2月以降、新たに全国で20万人以降もの国内避難民が発生。タイなどの周辺国にも流入する事態になっているが、タイ政府はこの政変と人道危機に対して積極的に関与しない姿勢を示し、多くの避難民がミャンマーへと帰還を促され、ミャンマーとタイの国境付近で長期的な避難生活を送っている。

こうした状況を受けてシャンティは2021年8月から12月にかけて、公益財団法人 笹川平和財団から同調査事業を受託。同調査事業の報告書を今回、調査協力者の個人情報や機微な内容などに配慮した上で公開した。

ミャンマー避難民への支援の実施に向けた提言も
同調査事業の報告書にはミャンマー避難民への支援の実施に向けた提言も含まれており、成果を関係機関などと共有することで、支援が届けられることを願い、シャンテイが公開に踏み切っている。

ミャンマー支援などの目的で、同調査事業の報告書の利用を希望する人は、専用のフォームに必要事項を入力し、送信することで利用申し込みが可能だ。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティ トピックス
https://sva.or.jp/activitynews/reportmym220324/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook