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2022-04-19 15:45

社会

シャンティ、ミャンマーの難民キャンプで火災に備えた取り組みを展開

難民キャンプ
火災のリスクが高まる夏、人々が備えを開始
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業事務所が、難民キャンプでの火災に備えた取り組みについて、4月10日に紹介した。

火災のリスクが高まる夏が訪れ、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの人々が備えを開始。難民キャンプ委員会もスピーカーを使用して、コミュニティの人々に火災に関する注意喚起を行っている。

また、難民キャンプにおける家屋は屋根に木の葉、柱にユーカリの木、壁や床に竹が使われており、非常に燃えやすくなっているため、水や砂を入れた袋や、難民キャンプで昔から使われている竹と亜鉛の板で作った消化道具などが、全ての建物に取り付けられる予定だ。

NGO団体と火災や水害などに対する意識向上に取り組む
シャンティは難民キャンプにおいて、火災や水害などに対する人々の意識向上に取り組んでおり、日々さまざまな備えや訓練を実施。火災発生時に使用する道具の管理や、消火訓練を行っている。今年は火事が発生しないことを祈り、運営支援中のコミュニティ図書館でも万全な対策を講じていく意向だ。

2020年にシャンティが出版した絵本「私は二度と同じことをしません」でも、難民キャンプでの火災をテーマとして扱っており、子どもが火災の被害の大きさや火の取り扱いに注意することを学んでいる。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティ プレスリリース
https://sva.or.jp/activitynews/brc220410/

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