2022-01-22 10:00
社会
ロヒンギャの難民キャンプで2回目の火災が発生、子ども750人が家を失う

家屋300棟が焼失し、1,500人が自宅を失う
セーブ・ザ・チルドレンが、ロヒンギャの難民キャンプで火災が発生し、子ども750人が家を失ったことなどを、1月19日にスタッフブログで報告している。コックスバザールの難民キャンプには100万人ものロヒンギャ難民が生活しているが、そこで今年2回目となる火災が発生し、家屋300棟が焼失し、子ども750人を含めた1,500人が自宅を失った。
また、この火災で仮設学習センター4棟も消失したものの、犠牲者は出たとの報告はないとしている。
昨年3月から7月までの間に100件以上の火災が発生
2021年3月から7月までの間に100件以上の火災が発生しており、3月の火災においては少なくとも15人が犠牲となり、1万棟もの家屋が焼失した。セーブ・ザ・チルドレンは、火災により大きなストレス下にある子どもに対し、必要な支援や心理的なサポートを行っているほか、自宅を失った家族に毛布や蚊帳を配布するなどといった支援も展開している。
こういった支援に加え、国際社会に対して、ロヒンギャ難民が安全かつ尊厳のある自発的な方法でミャンマーへ帰還できる長期的な解決策を講じるように呼びかけている。
(画像はセーブ・ザ・チルドレン ホームページより)
外部リンク
セーブ・ザ・チルドレン スタッフブログ
https://www.savechildren.or.jp/
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