2021-12-10 00:00
社会
Dream Trainの子どもの進路選択、サッカーコーチを目指す

アルビレックス新潟ミャンマーのスタッフからコーチに
Dream Trainが、10代後半になり進路選択の時期を迎える子どもについて、12月1日の活動レポートで紹介した。Dream Trainでは10代後半になると進路選択をする子どもが多い。11月から公立学校が再開されているが、Dream Trainでは、学校に通うのを喜べない子どももいる。
勉強が苦手で大学に行く気がないが、サッカーが好きなので、お世話になっているアルビレックス新潟ミャンマーのスタッフになって、コーチをやりたいと話す17歳の男子。あと数か月で高校卒業の資格が手に入り、就職の選択肢も広がるため、もう少し続けたらどうかと説得してもなかなか首を縦に振らなかった。
アルビレックス新潟ミャンマーの井川コーチに相談
そこでアルビレックス新潟ミャンマーの井川コーチに、毎週のトレーニング後に直接相談。井川コーチからは、コーチ業はサッカーを教える時間よりも、パソコンを使ったり、計算をしたり、外国語でコミュニケーションを取る時間の方が長い。それに良いコーチになるには、物理や生物などの学校の教科も勉強するべきだといった旨の話をされた。そういった話に男子は終始耳を傾けて、最後には「考えてみます」と言い、再度井川コーチとの面談を経て、復学することを決めた。いつかアルビレックス新潟ミャンマーで働くことを目標に、これから努力していくと話している。
Dream Trainは、難しい時代ではあるが、子どもが最良の選択をできるように、これからも努力していくとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート 活動レポート(後編)
https://www.japanheart.org/
ジャパンハート 活動レポート(前編)
https://www.japanheart.org/reports/
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