ミャンマーニュース

地元メディアの報道によると、タイとの国境近くのミャンマー・カレン州ミャワディでミャンマー国軍と反政府組織であるカレン民族同盟（KNU）の間の戦闘が12月19日に激化し、約2,500人のミャンマー人が国境となる川を越えてタイに避難したという。

タイ・ターク県国境センターは20日に声明を発表し、と状況を説明し、過去24時間に1,500人以上のミャンマー人がタイに逃避したことを明らかにした。

タイを拠点とするミャンマー移民グループのAid Alliance Committeeによると、545人の子どもを含む2,503人のミャンマー人がタイ側に避難したという。

今回の戦闘は、国軍兵士が14日にミャワディ近くの町を襲撃したことが発端とされている。国軍側は民主主義活動家と民間の抵抗グループである人民防衛軍（PDF）のメンバーが隠れてると主張して軍事的緊張が高まった。

国軍は民間人に対して大砲を発射し、いくつかの砲弾はタイ側に着弾。タイ国軍は5発の警告射撃を行ったという。

ミャンマー国軍とKNUの戦闘は1週間以上続き、一日中銃撃が続いたという報告もある。

なお、タイ当局によると、避難民の中には普通の生活を送りたいという理由で、すでに数百人が自発的に帰国したという。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Thousands Flee Into Thailand as Myanmar Junta Shells Villagers
https://www.irrawaddy.com/

Hundreds flee to Thailand as rebels clash with Myanmar army
https://elevenmyanmar.com/

Thailand: 1,500 More Refugees Cross Border, Flee Fighting in Myanmar
https://www.benarnews.org/