2021-12-31 09:00
社会
ミャンマーで初の「オミクロン株」確認、UAEからの帰国者4人

4人のうち3人は無症状
ミャンマー保健省は12月28日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイから帰国した4人が新型コロナウイルス(COVID-19)の変異株である「オミクロン株」に感染していたことを明らかにした。また、国連の専門機関である世界保健機構(WHO)も29日、ミャンマーで「オミクロン株」が確認されたことを報告している。
同保健省によると、オミクロン株に感染した4人のうち1人のみに症状が見られ、残りの3人は無症状だという。
4人は治療センターでモニターされ、すでに退院して健康であることが報告されている。
30のうち4つがオミクロン株、26がデルタ株
ミャンマー保健省は、WHOと国立衛生研究所、国軍医学研究ユニットの医学研究部門の支援を受けて、COVID-19の亜種を監視している。同保健省によると、14日にゲノム配列を調べるために30のサンプルがタイの国立衛生研究所に送られ、28日に出た結果でそのうちの4人がオミクロン株に感染したことが判明したという。また、残りの26はデルタ株であった。
オミクロン株の出現により、適切なマスクの使用、物理的な距離、屋内空間の換気、手指衛生、特に休暇期間中の密の回避、およびワクチン接種は、COVID-19の感染を減らすためのカギとなるだろう。
(画像はWHOのプレスリリースより)
外部リンク
WHO
https://www.who.int/
WHOのプレスリリース
https://www.who.int/myanmar/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/
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