ミャンマーニュース

Myanmar Information and Communication Technology Development Company（MICTDC）と株式会社日立製作所（日立）との共同事業として、ミャンマーに初の大型データセンターが開設される予定である。MICTDCは、2001年に設立された、国内のIT業界の先駆け的存在。

データセンターの立ち上げは、1年以内、2014年4月の完成を予定しており、商業エリアであるヤンゴンのMICT（Myanmar Information and Communication Technology ）Park エリアに建設する。

6月1週現在では、まだ建設工事は開始していないが、近々着工とのこと。MICTDCのKhun Oo氏は、計画の第一段階として1000～1500万ドルの投入する予定であるとELEVENが報じた。

セキュリティ万全のデータセンターの設立は、銀行、保険会社他の金融業界から熱望されていた。

国内の現状では、小型のデータセンターが用いられており、インフラが整っていないために現在でも頻繁に起こる停電のたびに利用ができなくなるような状態である。こうした背景下で、世界各国で実績を上げている日立の技術に期待が集まっている。

日立は、2012年11月に、日立アジア社（本社タイ）ヤンゴン支店を開設。同社は1950年代より、ミャンマーでの発電事業に参画するなど、古くから主にインフラ整備の面で関わりを持っている。

日立は、ヤンゴン支店開設時のプレスリリースでも

として、ミャンマーへの社会的貢献への意思表示をしている。

外部リンク

日立　ニュースリリース　ヤンゴン支店の開設について
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/

Myanmar Information and Communication Technology Development Company
http://www.mictdc.com.mm/

Myanmar’s first data center to come within a year: officials
http://www.elevenmyanmar.com/business/