2021-07-27 22:00
社会
日本政府がミャンマーに最大700台の酸素濃縮器を供与

新型コロナ対策支援の資金を活用して酸素濃縮器を供与へ
日本政府が7月21日に、ミャンマーに対して酸素濃縮器の供与を決定したことを、在ミャンマー日本国大使館が同日に発表している。日本政府は、ミャンマーでの新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う死者数が毎日数百人に上っている現状を受けて、現在実施中の新型コロナ対策支援の資金を活用して、最大700台もの酸素濃縮器を供与することを決定した。
国連プロジェクトサービス機関から医療機関へ
酸素濃縮器は、ミャンマーが国民に必要な治療ができるように、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)を通じて、新型コロナウイルスの治療を行うヤンゴン地域の医療機関に供与される。また、日本政府は新型コロナウイルスの治療を行うミャンマー各地の医療機関に対し、近日中に救急車14台を引き渡すとしており、新型コロナウイルス感染患者の迅速な搬送に活用される予定だ。
なお、7月23日には新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国家統治評議会が感染症対策のために、7月17日から25日までとしていた公休日を、8月1日まで延長する旨を発表。在ミャンマー日本国大使館も7月26日から7月30日まで、領事業務のみ電話と窓口での対応し、それ以外の業務は遠隔での対応をとっている。
(画像は在ミャンマー日本国大使館 ホームページより)
外部リンク
在ミャンマー日本国大使館 プレスリリース(2021年7月21日)
https://www.mm.emb-japan.go.jp/
在ミャンマー日本国大使館 プレスリリース(2021年7月24日)
https://www.mm.emb-japan.go.jp/profile/japanese/
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