2021-08-10 00:45
社会
ジャパンハート、コロナ第3波によるミャンマーの生活の変化を報告

1日5,000人近くの陽性者が確認され続けている現状
ジャパンハートが、新型コロナウイルス第3波によるミャンマーの生活の変化を、8月2日の活動レポートで報告した。同国は2021年7月以降、新型コロナウイルス第3波によって、1日5,000人近くの陽性者が確認され続け、検査陽性率も40%以上になっている。そのため、飲食店は店内飲食が禁止となり、各地区で自宅待機令も発出されている。
市中病院では感染患者が多いために受け入れができず、多くの人が自宅療養をしており、心配されていた医療崩壊が現実のものとなった。
政治的混乱やデモなどによる経済への影響も深刻
新型コロナウイルスの影響のみならず、政治的混乱、全国各地での戦闘・デモが続くことで、経済への影響も深刻だ。企業の撤退や業務停止となったことで失業者が急増。銀行では現金が引き出せず、現金の保有者から数%の手数料を支払い、「金を金で買う」現状がある。ジャパンハートによれば、政治と経済の混乱、そして新型コロナウイルスによる医療への影響が、同時多発的に発生したことで、ミャンマーは現在、未曾有の混沌の中にあるとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/
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