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2021-05-27 16:00

その他

愛知県造園建設業協会、第16回造園デザインコンクールの審査結果を発表

愛知県造園建設業協会
県民のための美しい街づくり、地球環境を守る庭園・公園
一般社団法人愛知県造園建設業協会は、第16回造園デザインコンクールの審査結果を発表した。

このコンクールは、美しい愛知、県民のための美しい街づくり、また地球環境に大きな役割を果たしている庭園・公園について、その設計及び製図技術の向上と奨励することを目的として開催されている。

応募資格は、愛知県内在住、もしくは愛知県内の教育機関に在学の学生、生徒が対象で、「大学生の部」と「高校生の部」で審査する。応募課題は、個人住宅庭園のデザインを提出する「住宅庭園部門」と、公園のデザインを提出する「公園部門」となっている。

「住宅庭園部門」の最優秀賞には、金城学院大学の安田萌乃さんの「うつり庭」と愛知県立猿投農林高等学校の倉田麻結さんの「フォレスト空間と庭」が選ばれた。

「うつり庭」は、「うつす」を主眼におき、変化に富んだ庭になっており、紅葉を主樹とし、築地塀越しの景色や水面鏡を経ての景色など周囲からの景色も楽しめる工夫がされている。

「フォレスト空間と庭」はエリアごとに目的を持った空間ができており、大きな芝生広場、ベンチ休養施設にはリラックスできるように草花を植え、南側門付近には樹木が立ち並び、アプローチは枕木とレンガを敷きならべ森の小道を想像させる。樹木のアプローチを通り抜けると広々とした芝生があり、まるで森を抜けた平原のようで、玄関を明るくする工夫をされた設計になっている。

受賞作品は愛知県造園建設業協会のホームページに掲載
公園部門の最優秀賞には、名古屋市立大学の遠藤有佳さんの「さまざまな丘」、愛知県立鶴城丘高等学校の浅井樹さんの「緑の中で」が選ばれた。

「さまざまな丘」は、サッカーグラウンドを中心に斜面を巧みに取り入れ、利用者のゾーニングもできており、地域住民の憩いの場として利用されることが想像できる。

「緑の中で」は、幅広い年齢層の人が自由に楽しくゆったりと過ごせるようバランスのとれたゾーニングになっている。季節によって景色が変わるように植物が選定・配置されており、イングリッシュガーデンにある色とりどりの草花と共に1年を通じて訪れる人を楽しませてくれそうである。

その他、「住宅庭園部門」と「公園部門」で、優秀賞が選ばれた。作品は愛知県造園建設業協会のホームページから見ることができる。

(画像は一般社団法人愛知県造園建設業協会より)


外部リンク

一般社団法人愛知県造園建設業協会 新着情報
http://www.aizoukyo.or.jp/result.html

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