ミャンマーニュース

ミャンマーの国営メディアであるグローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー（Global New Light of Myanmar）紙は6月10日、国軍のクーデターにより拘束されたアウンサンスーチー氏と元政府高官が新たな汚職罪で訴追されたと報じた。

同紙では、と表現している。

同紙によると、スーチー氏の非営利団体であるドーキンチー財団（Daw Khin Kyi Foundation）の園芸職業学校を設立するための土地の申請が手続きに沿っておらず、スーチー氏の権力と権限に従って行われたという。また、スーチー氏が在職中に60万ドル（約6500万円）の現金と金塊を違法に受け取ったとも指摘している。

一方、スーチー氏の弁護士は贈収賄と汚職事件について、（CNNより）と一蹴した。

なお、汚職罪で有罪判決を受けると、最長で15年の懲役が科せられる。

スーチー氏はクーデター直後に国軍に拘束され、自宅軟禁が続いている。これまでに、選挙運動中の無線機の不法所持やコロナウイルスの制限違反など、多数の罪で訴追されており、これら一連の罪に対する公判は6月14日に始まる予定だ。

また、これらの罪とは別に公職秘密法違反でも訴追されており、有罪判決が下された場合、最長で14年の懲役が科せられるという。

（画像はCNNより）

外部リンク

Myanmar authorities open new corruption cases against Suu Kyi
https://www.reuters.com/

Myanmar military junta charges Aung San Suu Kyi with corruption
https://edition.cnn.com/

Myanmar targets Aung San Suu Kyi with new corruption charges
https://www.aljazeera.com/