2021-06-11 13:30
社会
AAR Japan、7月31日にミャンマー情勢とロヒンギャ問題の行方を考えるシンポジウムを開催

国軍によるクーデターが発生し混迷するミャンマー
特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)は、混迷するミャンマー情勢とロヒンギャ問題の行方を考えるシンポジウムを、7月31日にオンライン形式で開催することを発表した。ミャンマーでは2月1日に国軍によるクーデターが発生して以降政治・社会の混乱が続き、隣国バングラデシュに流入したロヒンギャ難民問題の解決にも大きな影を落としている。
ミャンマー・バングラデシュ両国で人道支援活動に取り組むAAR Japanは、このシンポジウムにおいて、ロヒンギャ問題を専門とするAAR職員の報告と合わせて、進行する未曽有の人道危機について理解を深め、最新情勢の分析と今後の展望を共有する。
シンポジウム「混迷するミャンマー情勢とロヒンギャ難民問題の行方」は、開催日時が2021年7月31日14:00~16:00で、Zoom形式で行い、参加費は無料である。
登壇者は、上智大学総合グローバル学部でビルマ近現代史を専攻する根本敬教授、京都大学の東南アジア地域研究所の中西嘉宏准教授、AAR Japan東京事務局の中坪央暁氏。
申し込み方法等詳細は、AAR Japanのホームページを参照のこと。
ヤンゴンに事務所を開設し様々な支援の取り組み
AAR Japanでは、1999年、ヤンゴンに事務所を開設し、2000年からは障がい者のための職業訓練校を運営。地雷被害者や小児まひ(ポリオ)などによって障がいのある人を訓練生として受け入れ、裁縫、美容理容、およびコンピューターの訓練を行っている。また、卒業後は、仕立屋や美容院・床屋の開業、就職または同校の指導者として社会的・経済的に自立できるよう支援している。
そして、2001年からは「里親」制度による障がい児支援事業「ミャンマー子どもの未来(あした)」プログラムを継続して行っている。
2013年からは、約60年間続いた内戦の被害が深刻なカレン州において、障がい者の生活環境の改善に取り組んでいる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
AAR Japan プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000009344.html
特定非営利活動法人 難民を助ける会
https://event.aarjapan.gr.jp/
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