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2021-04-08 10:00

社会

サミット、ペットボトルキャップの売却代金でミャンマーのワクチン接種を支援

サミット
世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付
サミット株式会社(以下、サミット)は、2020年3月から2021年2月の1年間にサミットストア店頭で回収したペットボトルキャップの売却代金586,591円を、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)に寄付したことを発表しました。

サミットは、2010年よりペットボトルキャップの回収を開始し、資源として売却した代金全額を毎年JCVに寄付しています。今回で10回目となる寄付で、これまでの寄付金額の累計は4,588,027円になりました。

JCVはUNICEFと連携してワクチンを発注し、ミャンマーやラオスなどの支援国に送っており、寄付金は、ワクチンや、ワクチンを冷蔵・冷凍状態で保管・輸送するための機材等を購入するために使われています。

今回の寄付金586,591円は、ポリオワクチン1人分20円換算で、約29,000人分となります。

少数民族問題のため引き続きワクチン支援
JCVは、子どもワクチン支援を開始するにあたり、支援先を決めるために1995年にアジア各国を視察、その中で、ミャンマーの人々に根付いた相互扶助精神に触れ、JCVの支援が確実に生かされる土壌があると判断しました。

また、軍事政権下であった当時のミャンマーは、国際支援を受けられなかったため、子どもたちにワクチンが届かず、ワクチン支援が急務であったこともあり、1996年にミャンマーへの子どもワクチン支援を開始しました。

そして、これまで、ワクチンだけでなく、コールドチェーン機材や、ワクチン運搬用の車が入れない山岳部へのバイクなどの支援も行ってきました。

2016年には、ミャンマーがワクチンを自国で負担するという方針を打ち出したため、コールドチェーンに特化した支援を行いましたが、現在でも少数民族問題が立ちはだかり、まだワクチン接種を受けることができない子どもたちが大勢いることから、引き続きワクチン支援を行っています。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

サミット株式会社 プレスリリース(PR Times)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000047928.html

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