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2021-02-18 11:30

社会

ジャパンハート、ワッチェ村にある僧院にて往診プロジェクトを実施

ジャパンハート
身体の清潔の保ち方や寝具の使い方など衛生指導
国際医療ボランティア団体ジャパンハートは、ミャンマー各地で行っている診療活動に関して、ワッチェ村にある僧院にて往診プロジェクトを行ったことをホームページで報告した。

今回訪れた僧院にはシャン州などからきた約100名の近くの子どもが尼僧として生活しておりますが、約半数の子どもたちが、疥癬と呼ばれるダニの一種からおこる感染症や、真菌(カビ)症、細菌感染症など、何らかの皮膚の不快症状を訴えていた。

プロジェクトでは、身体症状を診察したうえで、身体の清潔の保ち方や、寝具などの扱い方など衛生指導も行い、いまある症状を改善するだけでなく予防できるようにする。

また、手洗いはコロナ禍においてだけではなく皮膚感染症を含む様々な感染症予防に役立つことから、子どもたちと楽しく歌のように歌いながら練習を行った。

僧院へ往診し皮膚疾患などに対応
僧院では共同生活をしていることやミャンマーの高温多湿の環境もあり、皮膚疾患に悩む子どもたちが多い状況である。しかし、面倒を見る大人の人数が足りないことや、金銭的な理由などで医療機関へ受診できず、その結果、次々に感染して皮膚疾患が蔓延し、皮膚はぼろぼろになり、かゆみを感じながら生活している場合が多い。

そういった状況に対応するために、ジャパンハートでは、2018年10月よりヤンゴンの僧院、2020年1月よりマンダレーの僧院への往診を開始した。

そして、月1回各地の僧院に対して医師による往診と衛生指導を実施し、子どもたちが健やかに成長できるように、治療と予防のための衛生環境改善のための活動を行っている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

特定非営利活動法人ジャパンハート
https://www.japanheart.org/

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