2021-03-08 17:30
社会
ユニセフ、治安部隊にミャンマーの子どもが恣意的に拘束されていることを非難

少なくとも5人の子どもが死亡、4人が重症との報告も
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、治安部隊にミャンマーの子どもが恣意的に拘束などされていることを、3月4日のプレスリリースを通じて非難した。ユニセフには3月3日時点で、少なくとも5人の子どもが死亡、4人が重症という報告が入っている。また、ミャンマー国内の情勢が深刻化していくにつれて、治安部隊によって恣意的に拘束される子どもの数が増加していることも分かった。
治安部隊がデモ参加者に対し武力行使を行っており、催涙ガスや音響閃光弾などを使用することで、被害を受けたり、恐ろしい暴力を目にしたりする現状もある。子どもの家族が暴力の標的になり、子どもが心理社会的苦痛を受けるリスクもあると指摘した。
ユニセフが500人以上が恣意的に拘束されていると推定
ユニセフは500人以上の子どもが恣意的に拘束されていると推定。人権を侵害されているほか、外部との連絡も絶たれているとしている。ユニセフは子どもと若者を危険な目に遭わせないことに加え、「子どもの権利条約」に明記されている子どもの全権利と、ミャンマーの児童権利法を守る義務を改めて呼びかけた。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UNI361861_Oo
外部リンク
ユニセフ プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2021/0056.html
ユニセフのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001697.000005176.html
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