2021-03-02 03:15
社会
ユニセフがミャンマーの治安部隊に、デモ参加者との平和的な手段での解決を呼びかけ

ミャンマーのデモ参加者への武力行使を非難
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーの治安部隊がデモ参加者に対して武力行使したことに関し、2月24日に重大な懸念を表明した。マンダレーにおいて2月20日の夜、治安部隊がデモ参加者に対し武力行使をしたことで、子どもを含む2人の死者と複数の重傷者がでたと報じられた。この治安部隊が実弾を使用したという報告もあり、ユニセフはデモ参加者への武力行使に重大な懸念を表明、非難もしている。
子どもと若者があらゆる暴力から守られるように求める
ユニセフはデモ参加者を含め、子どもと若者が意見を自由に表明し、平和的な抗議活動に参加する権利を認め、あらゆる暴力から守られなければならないと強調。誰であっても意見を表明したからといって、いかなる脅迫や暴力に晒されるべきではないとしている。2019年制定のミャンマーの児童権利法に明記された内容を遵守し、子どもの権利を守る義務を全ての紛争当事者に対してあらためて求めた。
また、ユニセフは今回の武力行使によって被害に遭った人、そしてその遺族に哀悼の意を表している。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UNI361859_Oo
外部リンク
公益財団法人日本ユニセフ協会 プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2021/0036.html
公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001682.000005176.html
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