2021-02-26 11:00
社会
ユニセフ、マンダレーでの武力行使により犠牲者が出たことを非難

子供を含む2名が死亡、重傷者多数との報道
ユニセフは、ホームページにおいて、ミャンマーで行われている抗議活動中に、命を脅かす過度の権力を行使したという報告と、日曜日の衝突の際に「人命が奪われたこと」に関する軍の代表からの警告に対し、深刻な懸念を示した。報道によると、土曜日にマンダレーで治安部隊が行った攻撃により、子供1名を含む2名が死亡し、多数の重傷者が出た。
ユニセフは、実弾の使用を含め、デモ参加者に対する武力の行使を非難し、治安部隊に、暴力を控え、最大限の抑制を行い、建設的かつ平和的な方法により紛争を解決すること、そして、子供や若者の保護と安全を優先するよう要請した。
そして、ユニセフは、子供と若者が自分の意見を表明し、平和的な抗議活動を行うことを含め、あらゆる形態の暴力から子供と若者を守るために、さらなる努力をすることを求めており、各人の意見を理由にして、いかなる形態の暴力や脅迫に直面することを許してはならない、と表明した。
児童の権利に関する法律の遵守を求める
ユニセフは、児童の権利に関する条約(CRC)、および2019年に制定されたミャンマー児童権利法で定められている、あらゆる子供の権利を守ることを、責任を負うすべての当事者に、再度想起することを求める。これらには、保護、参加、平和的集会、表現の自由のための権利が含まれる。
ユニセフは、犠牲者と、その家族、および負傷者に、心より哀悼の意を表した。
(画像はUNICEFより)
外部リンク
UNICEF
https://www.unicef.org/
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