2021-01-18 20:00
旅行
ヤンゴン環状線と大人気の「ビンロウジ」

ヤンゴン環状線
2021年1月14日、株式会社ピース・イン・ツアーはミャンマーのヤンゴン環状線を紹介した。現地の人々の足として、日常的に使われているヤンゴン環状線は、日本で言うと山手線のようなイメージだ。
ヤンゴン中央駅からインセイン駅まで、約10キロの距離をヤンゴン環状線で走ると、1時間半かかる。東京の山手線の場合、約35キロある1周を1時間ほどで走るので、ヤンゴン環状線はかなり遅い。
東京駅から巣鴨駅までの距離を、約1時間半かけて移動することになる。ヤンゴン環状線に乗車すると、隣を走る自転車にも抜かされる光景を目にする。
今回、ヤンゴン中央駅からインセイン駅までの乗車体験も紹介された。ヤンゴン中央駅を出発して、しばらくすると車窓から緑豊かな景色が広がっていた。線路の隣には、民家も建っており、線路上では人が雑談している。
大人気の「ビンロウジ」
電車が各駅に停車する度、様々な物売りが乗車してきて、声を上げながら販売していく。噛みタバコに似た嗜好品「ビンロウジ」の人気が特に高かった。ビンロウジとは、ビンロウヤシというヤシ科の植物の未熟種子であり、タバコのニコチンと似た作用を持つ成分が含まれている。ビンロウジに石灰を塗るように混ぜた後、コショウ科の植物キンマの葉に包んで、食後などに口内清涼剤として噛む。キンマの葉の香りは、ほのかにコショウのような清涼感を持つ。
(画像は株式会社ピース・イン・ツアーより)
外部リンク
株式会社ピース・イン・ツアー
https://www.pitt.jp/
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