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2020-12-03 12:30

社会

ニューヤンゴンシティ計画の第1フェーズ開発に9社が名乗り

ニューヤンゴンシティ
工業地帯、住居地域など8億ドル規模の開発
ミャンマーのニューヤンゴンシティ計画の第1フェーズにおける開発の権利を取得するために、中国交通建設会社(CCCC)へ申請を行っている。

投資・対外経済関係省による「関心表明書」調査に対し、9ヵ国の16社が回答し、そのうちの9社が費用を支払い、プロジェクトへの投資関連文書を閲覧した。

9社には、ミャンマーのSouthern Metal Industry、Dragon Power Company、Myanmar National Brotherhood Consortiumが含まれる。

その他の会社は、台湾のBES Engineering Corporation、シンガポールのNylect Technology、インド国営の火力発電公社(NTPC)、フランスのスエズグループ、フランス電力、Bouygues社の子会社であるBYMA Myanmarである。

8億ドル相当を要する第1フェーズの計画には、3平方キロメートルの工業地帯、新しいヤンゴンと古いヤンゴンを結ぶ橋梁、9平方キロメートルの住居地域と再定住地域が含まれる。

CCCCのみの建設計画を中止し、参加企業を公募
このプロジェクトは当初15億ドルの費用でCCCCにより建設される予定であったが、入札プロセスに対する批判を受けたことで縮小され、参加企業を公募することになった。

ミャンマータイムズの報道によると、BYMA Myanmarの参加は、プロジェクトの管理団体New Yangon Development Companyの最高責任者Serge Pun氏によって運営されているシンガポールの上場企業Yoma Strategic Holdingsが一部所有していることから、利益相反に関する懸念を引き起こした。

また、ミャンマータイムズでは、Serge Pun氏が、Yoma Strategic Holdingsは、Bouygues Constructionの子会社であるDragages Singaporeと、Yoma Strategic Holdingsのシンガポールの子会社であるSPA Project Managementによる合弁会社であるBYMA Myanmarの管理には関与していない、との見解を示したと述べられている。

(画像はGlobal Construction Reviewより)


外部リンク

Global Construction Review
https://www.globalconstructionreview.com/

Myanmar Times
https://www.mmtimes.com/

Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/

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