2020-11-03 18:15
社会
日本政府、「二重投票防止用インク」をミャンマー選挙管理委員会に引き渡し

無償資金協力「選挙支援計画」として引き渡し
日本政府が10月29日に、「二重投票防止用インク」をミャンマー選挙管理委員会に引き渡したと、在ミャンマー日本国大使館が同日に発表している。今回の「二重投票防止用インク」は、日本からの供与額1億8,100万円(およそ1.7百万ドル)の無償資金協力「選挙支援計画」で調達されたもので、ミャンマー国内の総選挙で使用される予定だ。
空港に到着した同インクは、駐ミャンマー日本国大使・丸山 市郎氏から連邦選挙管理委員会ヤンゴン支部長のチー・ミン氏に引き渡された。
日本がミャンマーの民主的な国づくりを全面的に支援
日本はミャンマーの民主的な国づくりを全面的に支援する姿勢を示しており、2015年の総選挙でも同インクを提供。11月8日に行われる総選挙においては、ミャンマー国民和解担当政府代表・笹川 陽平氏を団長とする選挙監視団を派遣し、自由かつ公正な実施を支援していく。同計画においては日本政府がUNDPと連携。ミャンマーの全投票所に今回の特殊なインクを置き、二重投票の防止に寄与する。ミャンマーの民主化プロセスにおいて、公正かつ透明性の高い選挙を実現する。
(画像は在ミャンマー日本国大使館 ホームページより)
外部リンク
在ミャンマー日本国大使館 プレスリリース
https://www.mm.emb-japan.go.jp/
関連する記事
-
2025-05-14 20:00
-
2025-05-11 08:00
-
2025-05-09 12:30
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30