ミャンマーニュース

武力紛争が続くミャンマー・ラカイン州で10月28日の朝、赤十字国際委員会（International Committee of the Red Cross：ICRC）の救援物資を積んだ船が砲撃を受けた。

この砲撃により、乗組員1人が死亡し、少なくとも2人が負傷した。乗組員は4人おり、ICRCの物資を輸送するために救援組織に雇われ、3か月間仕事をしていたという。

船はシットウェ（Sittwe）近くのベンガル湾に流れ込むMayu川を走行中で、Rathedaungへ向かっていた。

ICRCによると、この船は武力紛争の影響を受けた民間人を支援するための物資を輸送していたという。また、ICRCは事件が起こったRathedaungでの活動を中断し、州都であるシットウェから引き上げている。

なお、ICRCのスタッフは乗船していなかった。

乗組員によると、午前11時頃、未知の船から砲撃を受け、その後すぐに2隻目の海軍艦艇が援軍として到着したという。

乗組員の1人は、と述べている。

一方、ミャンマー国軍は声明で、と状況を説明した。

なお、アラカン軍は船に乗っていなかったと主張し、国軍に対してと非難している。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Red Cross says injuries reported after boat carrying aid attacked in Myanmar
https://www.reuters.com/

Myanmar Military, Arakan Army Trade Blame After Shelling of Red Cross Aid Boat Kills Man
https://www.rfa.org/

One Killed, Three Hurt as Myanmar Navy Sinks Boat Carrying ICRC Relief Goods in Rakhine State
https://www.irrawaddy.com/