2020-11-17 08:00
政治
日本の選挙監視団リーダー笹川陽平氏「ミャンマーの総選挙は自由かつ公正だった」

平和的に組織された選挙
笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表(日本財団会長)は、日本の選挙監視団のリーダーとしてミャンマーの2020年の総選挙が自由で公正であり、その結果はすべての人に認められるだろうとの見解を示した。笹川代表は選挙後、地元および海外のメディアとオンライン記者会見を開き、
「選挙が自由かつ公正な方法で平和的に組織された」(プレスリリースより)
と述べている。同代表は11月8日に行われた総選挙のため、10月29日から11月9日まで選挙監視団を率いていた。
同選挙監視団は在ミャンマー日本国大使館と協力し、ヤンゴン地域の10の投票所を訪問し、投票のプロセスをチェックしたり投票用紙を数えたりしたという。
規則と規律を順守した有権者を称賛
今回の総選挙は新型コロナウイルスが蔓延する中で実施され、ミャンマー連合選挙委員会(UEC)はその対応に追われた。笹川代表はUECの対応の遅れに関する報告があるものの、UECがより多くの投票所を設置して有権者が投票しやすいようにしたため、投票率が上がったと高評価を示した。
また、投票所で規則と規律を順守していた有権者を称賛している。
同代表はUECを引用して、8日に選挙を行うことができなかったラカイン州とシャン州の一部の地域で補欠選挙が行われることにも言及した。
なお、日本政府は総選挙に先立ち、約170万米ドル相当の消えないインクをミャンマーに提供している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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