2020-10-29 11:00
社会
川崎汽船、新車鉄道車両のミャンマー向け海上輸送を完了
ODAプロジェクトで日本から鉄道車両を輸出
川崎汽船株式会社(以下、川崎汽船)は、関連会社であるケイラインロジスティックス株式会社が、ミャンマー向けの新車鉄道車両の輸送業務を受託し、6両の海上輸送を完了したことを発表した。この輸送業務は、日本政府による政府開発援助(ODA)プロジェクト「ヤンゴン・マンダレー鉄道整備計画」のフェーズIにより、日本から輸出される24両を輸送するもの。
今回の6両はその第1便で、2011年にミャンマーが民政となって以降、初めて導入される日本製の新車鉄道車両となる。
ヤンゴン駐在員事務所で進出企業にサービスを提供
川崎汽船グループでは、2014年11月に、ODAによって建造された新造フェリー3隻を広島からヤンゴンまで輸送した。このフェリーは、現在、ヤンゴン-ダラ間を結ぶ「チェリー1~3 号」として運航しており、ヤンゴン市での市内交通の安全性と市民の移動環境の改善に寄与している。また、2014年1月には、ヤンゴン駐在員事務所を開設し、ミャンマーに進出する顧客に対し、海運や物流、その周辺事業において、ニーズに応じたサービスを提供している。
川崎汽船グループは、海運業を母体とする総合物流企業グループとして、人々の豊かな暮らしに貢献することを企業理念としており、こうした輸送事業が、ミャンマーを始めとする世界の人たちの生活を支え、経済発展の一助となることを目指している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
川崎汽船株式会社 プレスリリース
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