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2020-10-04 23:15

社会

シャンティのミャンマー国境支援事業事務所、難民キャンプの状況を報告

ミャンマー国境支援事業事務所
セイラー副所長が「難民キャンプの今」について話す
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー国境支援事業事務所・山内氏が、新型コロナウイルスの状況下における難民キャンプの現状を紹介した。

ミャンマー国内では8月末から新型コロナウイルスの感染者が増加しており、シャンティだけでなく各支援団体が対応に奔走している。先日タイ政府や各難民キャンプのリーダー、支援NGOが集まる会議が開催され、同事務所のセイラー副所長も参加。今回、「難民キャンプの今」について山内氏が話を聞いた。

難民キャンプではUNHCRが住民全員にマスクを配布、女性用品の配布も行った。食糧支援をするNGOは食糧支給額の増額を行い、医療系のNGOは難民キャンプ内に隔離施設を設置した。また、難民キャンプの出入り口に配備されている警備員の数が増え、住民が外に出ないように監視強化がされている。

運営支援するコミュニティ図書館は感染対策をして開館
教育系NGOは関係者への衛生用品の配布をしたり、子どもたちへの新型コロナウイルスについて周知を行ったりした。また、学校の授業は午前は小学生、午後は中高生と分けて実施している。

シャンティが運営を支援するコミュニティ図書館は感染対策をして開館しており、入館前の検温・手洗い・人数確認をして、利用者にマスクやフェイスシールドの着用をお願いしている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=39384

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