2020-10-09 15:30
社会
シャンティのミャンマー(ビルマ)難民事業事務所、難民キャンプでの活動内容などを報告

子ども50人から100人が難民キャンプの図書館に通う
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー(ビルマ)難民事業事務所が、難民キャンプでの活動内容などを10月7日のシャンティブログで報告した。現在、難民キャンプの図書館には子ども50人から100人が日々通い、絵本の読み聞かせを行ったり、大人向けの海外ニュースが分かる新聞・雑誌などを配架したりしており、外の世界を知る場所・心が休まる居場所になっている。
2018年5月には難民93人が帰還したものの、帰還先の安全性が不透明であることから、帰還希望者が少ないのが現状だ。
難民キャンプ委員会の運営支援削減で安全管理に不安視も
2019年には難民キャンプ委員会の運営支援が削減されたことで、人員削減・事務所の開館日を減らして対応。こういった背景から、難民キャンプ内の運営・安全管理が不安視されている。ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所はほかにも、学校教員や図書館青年ボランティア、図書館員向けに3種類の研修を実施して読み聞かせや歌、ゲームや折り紙などの手法を教えるなど、様々な活動を展開している。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=39448
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