2020-10-03 19:00
社会
京進グループ、ミャンマーに「高齢者介護研修センター」の寄贈を決定

建設予定地は最大都市ヤンゴンの中心地
1999 年からミャンマーへの寄付活動を行っている株式会社京進(以下「京進」)は10月2日、同国社会福祉省との共同事業として、高齢者介護研修センター「Myanmar Kyoshin Elderly Care HRD Center」を寄贈することを明らかにした。京進によると、同社グループ関連会社である「Kyoshin JETC Co.,Ltd.(以下「京進JETC」)」を通じて同センターを寄贈し、2020年12月に着工する予定だという。また、施設の建設予定地はミャンマー最大の都市ヤンゴンの中心地である。
同研修センター設立の目的は、ミャンマーの高齢者介護の人材開発とその発展であり、2017年から進められているという。
新設されるセンターは、これまで介護や日本語教育を実施してきた京進JETCにより運営され、介護技能実習・特定技能を視野に入れたプログラムとなる。
高まる高齢者介護への関心
京進は20年以上、教材や施設・教育プログラムなどをマンダレーの国立ろう学校へ寄付し、ミャンマー政府と福祉分野において関係を構築してきた。勤勉で目上やお年寄りを大切にする国民性など、文化や価値観などの面で日本と共通する部分がある上、日本語教育も盛んになっていることもあり、今後、さらなる人的交流が見込まれている。
また、日本の技能実習制度に「介護」がプラスされたことで、高齢者介護という職種への関心が同国で高まっているという。
新設されるセンターは日本の人材不足を補うだけでなく、介護人材の育成を通して両国の介護環境を向上させる拠点となるだろう。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社京進
https://www.kyoshin.co.jp
株式会社京進のプレスリリース
https://www.kyoshin.co.jp/pdf
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