2020-09-22 09:30
社会
難民を助ける会、クリニックや学校に新型コロナウイルス対策の支援物資を配布

クリニック6か所と高校2校に衛生用品などを配布
特定非営利活動法人 難民を助ける会(以下、難民を助ける会)のミャンマー・パアン事務所が、クリニックや学校に新型コロナウイルス支援物資を配布したと、難民を助ける会が9月15日に発表している。同事務所はカレン州において「地域に根差したリハビリテーション(以下、CBR)事業」を展開し、難民を助ける会のサポートによってCBR委員会が設立されている。
今回、難民を助ける会は同地域におけるCBR委員会の学校長や教員、助産師などに聞き取りを実施。同事務所を通じて、新型コロナウイルスの影響によって衛生用品などが不足しているクリニック6か所及び、高校2校に支援物資を配布した。
衛生用品の価格が高騰して買う余裕のない人たちも
カーレイユアジー村クリニックの助産師によれば、新型コロナウイルスの影響によって衛生用品の価格が高騰し、買う余裕がない人が多くいるとしている。これらを受け難民を助ける会は新型コロナウイルス対策としてマスク・ハンドジェル・体温計を届けている。また、学校には簡易手洗い設備を各教室の前に設置、更に生徒用として石けんやハンドジェルも配布した。
難民を助ける会は今後、支援物資を配布した地域において学校の生徒や障がい者、そしてその家族を対象に、感染症に関する衛生啓発活動も展開していく予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
特定非営利活動法人 難民を助ける会 プレスリリース
https://www.aarjapan.gr.jp/
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