ミャンマーニュース

ミャンマーで最も大きい銀行のひとつ、Kanbawza銀行（KBZ銀行）のATMでマスターカードが利用可能となる。マスターカードがミャンマーに進出して1年が経過しようとしているが、その成果の一環だ。KBZ銀行はミャンマーの5大商業銀行のひとつに数えられている。
KBZ銀行はミャンマーで最大の支店網を有する。ヤンゴンやマンダレー、シャンなど、全国で55のATMを稼働させており、その多くはスーパーや空港、レストラン、ホテル、ショッピングセンターなど、便利なところに所在している。同銀行のATMの利用が可能になることで、ミャンマー国内では、140のATMでマスターカードを受け入れる体勢が整う。

マスターカードでタイおよびミャンマーのマネージャーを務めるAntonio Corro氏は「6月に予定されている世界経済フォーラムだけでなく、今年ミャンマーを訪れると期待されているすべての人にとって、極めて便利な状況が実現するだろう」と話す。

「ATMが利用可能になることは、多くが現金取引によっている、同国の金融の円滑化プロセスをさらに助け、促進することになるだろう」「ミャンマー進出以降、ずっとわれわれが目的としているのは、カード利用のインフラとその可能性を拡大すること、さらに金融の円滑化を確立することにある。安全で簡便な金銭の処理が可能となることによって、ビジネスをサポートし、経済の成長に貢献できると考えている」という。

ミャンマー国内で利用できるカードには、現状では、Visaカードとマスターカード、中国の銀聯カード、JCBカードがある。

外部リンク

マスターカード （英語）
http://www.mastercard.com/

マスターカード プレスリリース （英語）
http://newsroom.mastercard.com/press-releases/